2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

■ 原稿

雑誌編集者のOさんから電話が入る。 「あれ、出来た?」 「あれって何だっけ?」 「頼んでた原稿!」 「アッ、忘れてた・・・」 「締め切りは明日だから、よろしくね!」 「何文字書けばいいんだっけ・・・?」 「二千字!」 「計算すると四百字詰め原稿用…

■ 岡山

職員のMと岡山NHKに出向く。 久しぶりの岡山。 曲がり終えてからウインカーを出す車。 ウインカーも出さずに車線を変更する車。 相変わらず、岡山のドライバーのマナーは悪い。 ウインカーの調子が悪いのだろうか? ひょっとしたら、 岡山で販売される車…

■ 熊

今朝は五時に起床。 終夜営業のガソリン・スタンドに立ち寄り、 早朝の中国道を西に向かって走る。 自宅に辿り着いたのは八時を少し過ぎた頃だった。 「庭に植わっている合歓の木の辺りに熊が出た!」、 という話を妻から聞かされる。 今秋は熊の目撃談をよ…

■ 白日夢

昨日は大阪の「フェニックス・ホール」に出かけていた。 今日も朝から大阪に出かける。 一仕事終え、瓦町の小洒落たカフェで昼食をとる。 今日はポカポカと陽射しが暖かい。 次の打ち合わせまで一時間ほどある。 腹が一杯になったからだろう、 座席に座った…

■ 木琴とマリンバ

「通崎睦美」さんのリサイタルに出かける。 リサイタルのタイトルは「木琴とマリンバ」。 バックは「京都フィルハーモニー室内合奏団」。 プログラムの第一部は 「バイロン・ブルック」の「GEE WHIZZ」から始まる。 競馬用語で「それ行け!」という意味であ…

■ 大掃除

置いたはずのコンパスが無くなり、 作ったばかりのパーツが無くなる。 こういう現象を「神隠し」と呼ぶのだろう。 今朝も、 買ったばかりの絵筆の行方が分からなくなる。 「神隠し」現象は今に始まったことではなく、 アトリエでは数年前から頻繁に起こって…

■ Kさん

「私は某チョコレート・メーカーに勤務している」 「その会社でパッケージのデザインを担当している」 「いろいろと検索していて、Nさんのことを知った」 Nさんというのは私のことである。 「私はしかけ絵本に興味がある」 「しかけ絵本を集めている」 「…

■ POP-UP BOOKS

今月の十八日から、 私の職場で「しかけ絵本の世界展」が始まっている。 約二百冊の「しかけ絵本」を一堂に並べた展覧会。 私が集めてきた約百冊ほどの蔵書と、 id:emimiさんの蔵書を百冊ほどお貸しいただいて 実現した展覧会。 今日、emimiさんを私の職場に…

■ 葡萄

今朝、Aさんから葡萄を頂戴する。 Aさんと知り合ったのは今から十年ほど前。 以来、毎年秋になると、 Aさんから山ほどの葡萄が届く。 とても一人では食べきれないほどの量。 ザッと水で洗い、 大皿に盛って職員達に振舞う。 職員たちに葡萄を与えるのは、…

■ 携帯電話

歩きながらポケットをまさぐっているうち、 携帯電話を落としてしまう。 慌てて拾おうとして踏んづける。 携帯電話バラバラに壊れる・・・。 「あぁぁ・・、やっちゃった・・・」 最寄の「au」に出向く。 テレビ番組を観ることができる携帯、 オーディオ代わ…

■ PETERSBURG

今日は朝から岡山県美作市に出かけていた。 会議の最中、 神戸の職場の職員から連絡が入る。 「ロシアの女性が職場に来られている」、という連絡。 ロシアの方が私にいったい何の用事があるのだろうか。 用件を聞いておくよう、指示を出しておく。 午後六時…

■ 男と女・その2

今日も「男と女」を観る。 「トランティニアン」との情事が終わった後、 「アヌーク・エーメ」はタバコに火を点ける。 「アヌーク・エーメ」のような女が横にいて、 スリップ一枚のしどけない姿で煙草を吸われた日にゃあ、 つい、ムラムラとしてしまうのでは…

■ 男と女

映画「男と女」を観る。 この映画が上映されたのは今から四十年前。 私が二十歳の時だった。 主演は「アヌーク・エーメ」と 「ジャン=ルイ・トランティニアン」。 何回観ても、「アヌーク・エーメ」は、いい。 「モンテカルロ・ラリー」のシーンも実にいい…

■ MIDNIGHT RUN

今夜も眠れない・・・。 「MICHAEL FRANKS」の 「One Bad Habit」と「Burchfield Nines」、 「BOZ SCAGGS」の「BOZ THE BALLADE」、 三枚のCDを持って、 深夜の中国自動車道を京都に向けて車を走らせる。 「When the Cookie Jar is Empty」 「Barchfield N…

■ ともゑ米

「日色ともゑ」さんと知り合ったのは、 岡山県津山市で開かれた「詩の朗読の会」であった。 今から十年ほど前のことだったと記憶している。 日色さんの朗読は素晴らしいものであった。 さすがは女優、そもそも声の色艶が違う・・・。 その声の持つ力にいたく…

■ KOBE ART VILLAGE CENTER

「チェコのポップアップ絵本展」を見に出かける。 場所は新開地の「KOBE ART VILLAGE CENTER」。 期間は十月七日から十五日までの九日間。 一九六十年代から八十年代にかけて作られた、 貴重なポップアップ絵本の数々・・・。 当時、チェコは社会主義の国家…

■ SCHAAF

ドイツから「SCHAAF/シャーフ」さんがいらっしゃる。 「SCHAAF」は英語の「SHEEP」にあたる言葉。 ドイツから「羊」がやって来たのではなく、 彼の苗字が「SCHAAF/羊」さんなのである。 一昨日、東京のNさんから、 「シャーフさんが日本に来ている」 「シ…

■ 総社

ある高校で、 「子どもの遊びと文化」についての講義を行う。 この高校との付き合いは十年ほどになるだろうか。 年に一度、二時間の講義を受け持ってきた。 今年も約六十名の女子高生を相手に講義を行ったが、 もう、来年からは「歳」を理由に止めようと思う…

■ 日本晴れ

「金松/きんまつ」と呼ばれる木がある。 「高野槙/こうやまき」のことであるが、 今朝、その「高野槙」について、 Aさんから興味深いお話を伺う。 そもそも「高野槙」は日本の特産種であり、 日本以外の地には一本も自生していないという。 高野山に自生…

■ 浮沈子

「浮沈子/ふちんし」を入手する。 「CARTESIAN DIVER」、 つまり、「デカルトの潜水夫」と呼ばれるおもちゃ。 物理学者であり、哲学者でもあった 「デカルト」が発見した原理に基づくおもちゃ。 「BOTTLE SPIRIT」「DANCING DEVIL」 「BOTTLE DEVIL」「WATE…

■ 大津祭り

「今日から大津祭りが始まるねん」 「けぇへん(来ませんか)?」 「今夜は宵宮やねん」 「からくり見にけぇへん?」 「からくりの曳山がぎょうさん(たくさん)あんねん」 「からくりを触らせてあげるわ」 「特別に頼んであげるし」 今朝、大津にお住まいの…

■ CARBON COPY

月に一度、 私の職場ではタブロイド版の新聞を発行している。 その新聞を先月までは郵送してきたのだが、 今月からはメール配信とすることに決めていた。 昨日、K社の広報担当の方から電話を頂戴する。 私の職場の担当者のミスで、 どうやらメールを「CARBO…

■ 野垂れ死に

有馬温泉「御所坊」のラウンジにおいて、 糸操り人形師の「飯室康一」さんと談笑する。 お互いの仕事のことから、 話は、次第に死生観へと移っていった。 「これからは大道芸人として生きていきたい」 「あと数年もしたらヨーロッパに行くつもり」 「数年後…

■ 得月

先日、新潟県長岡の酒屋において、 いろいろな酒を試飲させていただいた。 そのことは九月二十八日の日記に書いた。 一昨日、その酒屋から「得月」が届く。 「得月」と書いて「とくげつ」と読む。 「水に浮かんだ月を観る」、というような意味か。 「越乃か…

■ NPO

午前十一時、 岡山県M市に向かって出発する。 午後一時からNPO法人「○○」の会議が始まる。 その設立の理念は素晴らしいものであった。 しかし、理事たちのほとんどは、 未だにNPOの意味と意義を理解していない。 今日も、理事たちの意見は我田引水に終始し…

■ 刺繍

あまりの涼しさに耐えかね、 紺色のカーディガンを購入したことがあった。 今年の八月、ドイツを旅行した時のこと。 今日、 押入れからそのセーターを取り出して驚いた。 左袖に刺繍が張り付いているではないか。 丸にBのマークの刺繍。 どうして今まで気付…

■ 寝不足

昨日から岡山の職場に出勤している。 今日は午後六時から新入社員の歓迎会。 アトリエの前庭でバーベキュー・パーティを催す。 半割りにしたドラム缶に木をくべ、 大量の熾き火を作る。 熾き火の余熱を利用して肉を焼いたりする。 今夜はおもちゃデザイナー…