2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

■ 黄昏アンソロジー/初日

「飯室康一」さんの人形劇、 「黄昏アンソロジー」より「乗り遅れた男」を観る。 登場人物(人形)は、 漫画を片時も話さないヤンキーの兄ちゃん、 大きな買い物袋を提げた独居老人らしき老婆、 酔っ払った中年のサラリーマン、・・・の三人。 人形劇は無言…

■ カラスは黒い!?

今朝、翼の白いカラスを見かける。 胴体は普通に黒い。 しかし、翼だけが異様に白い。 部分染めのカラス・・・。 とても珍しい。 もっとも、 どこかの動物園には白いカラスが飼われているらしい。 色素欠乏症のカラス。 いわゆる「アルビノ/白子」のカラス…

■ 帰国

「エンジンに異常が見つかった」、 そんなアナウンスを聞きながら寝入ってしまったが、 眼が覚めれば、 飛行機はシベリア上空を飛んでいた・・・。 どうやら飛行機は二時間遅れで離陸したらしい。 ミネラル・ウオーターを飲み、 また、眠りに就く。 八月二十…

■ ドイツ出張・四日目

午前六時に起床。 簡単な朝食を済ませた後、 フラウエン教会の辺りまで散歩する。 早朝の散歩は気持ちがいい。 今回の旅は三泊四日の強行スケジュールだったが、 三日間の睡眠時間の合計は十四時間を切った。 しかし、眠気はほとんど感じていない。 復路の時…

■ ドイツ出張・三日目

午前四時に起床。 夜明け前の「ザイフェン」を散歩する。 まだ少し昨夜の酔いが残っているような気がする。 昨夜、 我々はレストラン「HOLZWURM」において、 無制限一本勝負ビール痛飲大会に突入したのであった。 「ガーレンツ」におけるビジネスは大成功で…

■ ドイツ出張・二日目

午後五時、 「GAHLENZ/ガーレンツ」における仕事を終え、 「ザイフェン」をぬけてチェコに向かう。 EUの一員になったはずのチェコだが、 未だに、国境を超えるには入国審査がいる。 社会主義国であった頃の名残が色濃く残っている。 国境を越えると、 そ…

■ ドイツ出張・一日目

午前六時に起床。 G社のKさんとMさん、 J社のFさんとOさん、 そして私の五人でドイツに旅立つ。 関空からフランクフルトを経由してドレスデンまで。 快適な空の旅であった。 ドレスデンにはGさんが迎えに来てくれていた。 Gさんが手配してくれていた…

■ ドイツ

明日からドイツへ出張。 旅立つ前に仕上げなければならない仕事があった。 二十四日は午後二時から神保町で重要な会議がある。 その会議のための絵コンテを描かなければならなかった。 コミック・タッチの絵コンテ。 それがやっと出来上がる。 今、午後四時…

■ 朋遠方より来るあり

有馬温泉の駅前ビルの内装工事を請け負ったらしく、 H村から、家具作家のM君とN君、 そしてM君の内弟子であるO君がやって来る。 「今日はどこに泊まるの?」と訊くと、 「まだ決めてない」、と言う。 「俺のアパートでよければ」と言うと、 「そのつも…

■ A君

見知らぬ若者が私を訪ねてきた。 私の従兄弟の息子のA君であった。 単車を駆って、 島根と佐賀に住む友人たちを訪ねていく途中だという。 A君と最後に会ったのは彼が五歳の時だった。 歳を訊けば、今年で二十一歳になったという。 当時の面影はどこにもま…

■ ドイツ出張

ドイツ出張の日程が決まる。 八月二十日: 関空発0955のLH741便でフランクフルトに移動。 フランクフルト発1840のLH1058便でドレスデンへ。 ドレスデンからはタクシーで「ザイフェン」に向かう。 宿はいつもの「ブンテス・ハウス」。 ザイフェンに着くのは午…

■ 家

自宅に電話する。 「今日から三日間ほど帰ります」 「何しに?」 「何しにって、亭主が家に帰ったらあかんの?」 「忙しいからまたにしてちょうだい!」 「そやけど、そっちの職場に出勤せなあかんし」 「こっちはお盆で忙しいの!」 「そんなこと言わんと・…

■ JIMNY/ジムニー

妻が新車を買う。 「スズキ・ジムニー660cc・ランドヴェンチャー」 福島県の裏磐梯、五色沼のすぐ近くに二年。 長野県の白馬村、 五竜とおみスキー場のゲレンデのすぐ近くに十三年。 そして、現在のH村に十七年・・・。 私たち家族は雪国に三十二年ほど住ん…

■ SHY/シャイ

「REUSS/ロイス」社のマペットを買う。 ネズミ、モグラ、キツネ、ウサギ、イヌ、ロバ・・・。 いろんな種類のマペットがあるが、 このネズミの表情が一番可愛いように思える。 二匹目のネズミ。 一匹目のネズミは毛がほとんど抜けてしまった。 私が子どもで…

■ 車について考える

今日は横浜のホテルに泊まっている。 部屋の明かりを暗くし、 車と運転者の心理について考える・・・。 一昨日、私は三台玉突き衝突に出遭った。 「スバルFF1」「スバル・レオーネ4WD」 「ダッジ・チャレンジャー」 「トヨタ・ランドクルーザーBJ」 …

■ 中村屋

「お昼はカレー・バイキングにしよう!」 ということになり、 Sさん、Mさんと新宿「中村屋」に向かう。 「中村屋」のカレーは何度も食べたが、 カレー・バイキングを試したことは一度もない。 「ここのシーフード・カレーは美味いぜ」とか、 「ベジタブル…

■ 玉突き衝突

明日は東京に出かけなければならない。 その用意を整えるため、 岡山の職場を出発し神戸のアパートに向かう。 午後七時十四分、 中国道佐用インターを過ぎた辺りで 三台玉突き衝突事故に遭う。 私の前を走っていた車が 急にウインカーも出さずに右折した。 …

■ カイロプラクティクス

私の前に立つなり、 「貴方、左の骨盤が少し前に出すぎていますね」、 とOさんは言った。 Oさんと出会ったのは三年前の夏。 場所は六甲山の「Hall of Halls」であった。 「腰に不調を感じたら来てください」、 とOさんは私に名刺を手渡してくれていた。 …

■ 傀儡師/くぐつし

今日は有馬温泉の夏祭り。 人形劇団「トロッコ」の代表でいらっしゃる 「潟見英明/かたみ・えいめい」さんの人形劇を観る。 「人形劇の大道芸・くぐつまわしでござ〜い」 「ここもてごらんにいれまするは 京のみやこのかいらいし」 「さあごろうじろう」、 …

■ 落ちた・・・?

広島に住むTさんは被爆二世である。 今まで被爆の症状が出なかったとはいえ、 いつ発症するかと、 恐怖を抱えながらTさんは今日まで暮らしてきた。 明日は広島に原爆が落ちた日。 長崎には八月九日に原爆が落ちた。 「落ちた」という表現をメディアはよく…

■ 生田神社

東京から帰る。 新大阪からJR宝塚線に乗り換え、 猪名寺駅に向かう。 J社のO氏とF氏に会い、 「つかしん」に移動して打ち合わせを行う。 打ち合わせを終えた後、 「つかしん」からタクシーで尼崎に向かい、 JRに乗り換えて三宮に向かう。 「生田神社…

■ 忘釈僧戯/まんそくじゅんのり

「プーク人形劇場」で、 韓国の影絵劇「忘釈僧戯/まんそくじゅんのり」を観る。 この影絵劇は 高麗の時代から延々と続いてきたものであるらしいが、 一九二十年代に入るとともに、 何の前触れもなく、 いきなり滅んでしまったものであるという。 その滅んで…

■ 八月・・・

今日から八月・・・・。 月日の経つのは早いものである。 思いかえせば、 大学にも通えず、 私は十八歳の時から働き続けてきた。 貧乏な給料取りであった時代、 給料日の翌日には、 給料袋の中身は見事に空になっていた。 三分の一は馴染みの食堂への支払い…