■ 収集癖

aquio2004-10-04

ビー玉にベッタン(面子のこと)。
子どもの時代、夢中になって集めたもの。
ビー玉やベッタンは
遊びの道具であるとともに、
仲間との大事な
コミュニケーション・ツールでもあった。
珍しい色のビー玉を持っている子は
皆から羨ましがられ、
たくさんのビー玉を持っている子は皆から一目置かれた。
ベッタンをたくさん持っているだけで注目され、
珍しい絵柄のベッタンを持っているだけで話題の中心になった。
ひょっとしたら、
男の子たちは仲間の注目を浴びるためにモノを集めていたのかも知れない。
大人になっても子ども時代の収集癖が抜けない男は多い・・・。
他人より多く持っていること自慢したり、
他人と違ったモノを持つことで
自分の存在をアピールしたりする・・・。
泊まったホテルのボールペン、ビールのコースター、
ポップ・アップ絵本、ブリキのおもちゃや木のおもちゃ・・・。
私が収集しているモノ。
他人から見ればゴミのようなモノであっても、
男はセッセと収集する。
たとてそれが爪の垢のようなものであっても、
それに価値を見出すことができれば、
男は誰からどう思われようとも集めていくという癖がある・・・・。
男はいつまで経っても小児性が抜けないのかも知れない。