■ 聖書

aquio2005-01-22

先日、神戸の書店で「聖書」を買った。
今、「旧約聖書」の中の
ヨシュア記」を読んでいるところ。
ヨシュアは「モーセ」の後継者。
モーセの死から始まり、
ヨシュアの死でヨシュア記は終わる。
モーセの死後、
神はヨシュアに向かって言う。
ヨルダン川を渡り、私がイスラエル
人々に与えようとしている土地に行け」。
「あなたたちの足の裏が踏むところを
すべてあなたたちに与える」。
「私の僕(しもべ)のモーセが命じた律法を
守るなら、あなたはどこに行っても成功する」。
流浪の民であったイスラエル人に
神様が土地を与えて下さるというので
ヨシュアは大喜び。
ヨシュアは民を率いてカナンへの侵略を始める。
聖書には、
彼らは、男も女も、若者も老人も、
牛、羊、ろばに至るまで、
町にあるものはことごとく
剣にかけて滅び尽くした・・・と、
そう書かれている。
モーセの律法では、
「隣人を愛せ」、
「殺すなかれ」と定められていたはずだが、
「神様が何をやってもいい」って仰ったから、
「異教徒は殺しちゃってもいいんだもんね」という理屈。
一神教の恐ろしさはここにあるのだと、
そう思う・・・。