■ 片口とぐい飲み

aquio2005-03-28

朝の七時から洗濯を始める。
まずは下着類から洗濯機に放り込み、
洗濯機が動いている間に
風呂とトイレを掃除する。
ハンガーに靴下や下着を通して干す。
続いて、
コットン・スラックスやシャツ類を
洗濯機に放り込む。
洗濯機が動いている間にコーヒーを沸かす。
コーヒーを沸かしている間に、
部屋の隅々まで掃除機をかける。
すっかり綺麗になったところで
パンを焼く。
なんて手際がいいのだろうと、
我ながら感心する。
朝食を済ませたあと、
車を転がして三宮に出かける。
個展ではお世話になった、
クラフト・ショップ「楽」のMさんに会う。
Mさんのお店で、
以前から眼をつけていた
木製の「片口」と「ぐい飲み」を買う。
お世話になったことへの、
ちょっとしたお礼のつもり。
栗の木を彫刻刀で彫りあげ、
漆で仕上げた品。
なんとも武骨な作りだが、
無心に彫っている作者の姿が見える。
なんとも暖かい・・・。
「工房えむら」の「田中陽三」さんの作。
今夜はこの片口に酒を注ぎ、
ぐい飲みを傾けることにしよう。
ここしばらくの間、
休みもとらずに働いてきた、
自分へのちょっとしたご褒美のつもり。