■ 白木蓮

aquio2005-03-30

寝苦しい夜だった。
今朝は五時に眼が覚める。
歳なんだろうか、
一度眼が覚めてしまうと、
二度と眠ることはできない・・・。
顔を洗い、コーヒーを沸かす。
車のエンジンをかけ、
早朝のドライブに出かける。
早朝の阪神高速7号線は車の数も少なく、
とても気持ちがいい。
7号線から
3号線、第2神明、加古川バイパスと乗り継ぎ、
龍野に向かう。
龍野の郊外に、
木蓮の巨木があったことを思い出したのだ。
記憶を辿りながら、
田舎道に車を乗り入れる。
木蓮は満開であった。
通りかかったご老人の話では、
今年は開花が少し遅かったとのこと。
なんて美しいのだろう・・・。
その美しさを
表現できる言葉が見当たらない。
もどかしさを覚える。
もしも私が詩人であったなら、
この美しさをどのような言葉で称えるのだろうか・・・。
美しいものを見た後は気持ちがいい。
帰りの渋滞も気にはならなかった。