■ タンポポの瓶詰め

aquio2005-04-10

舌状の小さな花弁がたくさん寄り集まって
一つの花を構成する。
そんな、タンポポのような花のことを
「舌状花」と呼ぶらしい。
タンポポの黄色い花が散った後、
花を支えていた根っこの部分(総包?)を
上から覗いてみると、
中には綿毛がぎっしりと詰まっている。
1:綿毛が総包に詰まった状態のタンポポを、
  茎の根本から手折る。
2:タンポポの茎は中空になっていて、
  その茎の中に細い針金を通す。
3:針金を通したタンポポを瓶の中に立てる。
4:タンポポの綿毛はガラス瓶の中で丸くなる。
5:タンポポの綿毛のドライフラワーの出来上がり。
二十年ほど前、
北海道のドライフラワー・ショップで教えてもらった、
タンポポの綿毛の瓶詰めのやり方。
自宅の飾り棚の奥に、その頃に作ったものがあったことを思い出す。
ガラス瓶には「1987 SPRING」と書いたシールが貼ってあった。
今から十八年前の瓶詰め。
子どもたちとたくさんの瓶詰めを作り友人や知人たちにプレゼントした。
子ども達がまだまだ幼く小さかった頃のこと・・・。
今年もタンポポが咲く季節になった。
十八年ぶりに、また作ってみることにしよう。
適当な瓶を探さなければ。
今年の「春」を瓶に詰めてみよう。