■ 最後の晩餐

aquio2005-04-29

岡山「日笠農産」の黒豚が手に入る。
パン粉を用意し、溶き卵を用意する。
トンカツを作ろうとして、
アパートには鍋が無かったことに気付く。
鍋が無いから、
フライパンにバターを放り込んで焼くことにした。
厚めの豚肉を使ったピカタといったところ。
火加減が難しい。
素材がいいから、塩と胡椒だけで結構いける。
余った溶き卵にコーンを入れて
スクランブル・エッグを作る。
「俺が女なら、きっといい嫁さんになるぜ」とか、
誰もいないアパートでブツブツと独り言を繰る。
ちょっと危ない・・・。
トンカツ?を食べながら、
呉の天武蔵でトンカツを食べたことを思い出す。
食べたのは一週間ほど前。
トンカツ大好き。
「人生最後の食事は何がいい?」と訊かれたら、
「トンカツ」と答えるのだろうか・・・。
トンカツを食べながらフとそんなことを思う。
ウ〜ン・・・!?。
「炒子」に二杯酢をかけて食べるのが好きだし、
「鰹節」をご飯の上にまぶして食べるのも好き。
焙った「目刺し」も美味しいし、
「秋刀魚」のはらわたも捨て難い。
炒子に鰹節に目刺しに秋刀魚・・・。
こうして書いてみると、
「猫」の好物ばかりではないか。
晩餐のイメージからは程遠いものばかり。
あぁ・・・。