■  連想ゲーム

aquio2005-05-15

今日は岡山の職場における月に一度の「玩具塾」。
集まったのは九名の方々。
先月は皆で「綱渡り人形」を作った。
「新しいアイデアの綱渡り人形」を考えてくるよう、
生徒の方々には宿題を出しておいたが、
宿題の提出率は百パーセント。
なかなかによろしい。
オートマタ・カラクリ人形の制作は、
その発想の部分において
どこか連想ゲームに似たところがある。
綱渡り→渡る→人生→劇場→飛車角→吉良常・・・、
綱渡り→渡る→手形→不渡り→倒産・・・。
これではカラクリ人形にならない。
綱渡り→渡る→世間→鬼→金棒→桃太郎→きび団子・・・。
これもいまいちファンタジーに欠ける。
綱渡り→サーカス→テント→空中ブランコ→ピエロ・・・。
誰でも考えつきそうなアイデア・・・。
綱渡り→渡る→天空→夜空→ほうき星→月→星座・・・。
これがいいかもしれない。
「三日月が空を巡るイメージ」
「三日月を擬人化する」
「三日月はほうき星に跨がっている」
「三日月の色は黄色」
「ほうき星の色はオレンジ」
「三日月はマントを着ている」
「マントの色は夜空のイメージ」・・・。
少しずつイメージを膨らませてデザインを決定する。
試作が一つ出来上がる。
まあまあの仕上がり。
平面上のデザインと立体の間にはどこか微妙なズレが生じる。
マントの形が気に入らない・・・。
売れる商品にするにはどうしたらいいのか・・・。
次回の玩具塾は六月十一日。
弥次郎兵衛人形を作ることにした。