■ 海外送金

aquio2005-05-16

今日は「ロタール・メッゲンドルファー」の
飛び出す絵本について日記を書くつもりだった。
「THE GENIUS OF LOTHAR MEGGENDORFER」。
男が厚手のコートにアイロンをかけている。
右手に持ったアイロンを左の方に滑らせると、
熱を感じた猫が尻尾を引っ込める・・・という仕掛け。
先ほど最寄りの郵便局から帰ってきたところ。
予定を変更して、
今日はこの郵便局での出来事を書くことにする。
海外への送金はいつも銀行から行うようにしているが、
銀行の送金手数料はとにかくバカ高い。
送金額が小額の場合、
送金手数料の方が高くなってしまうことがある。
そんなワケで、
今日より郵便局から送金することにした・・・。
郵便局の窓口で海外送金の用紙を請求したところ、
書類棚の引き出しを順番に開けては、
あれでもない、これでもないと探している。
一枚の用紙が出てくるまで五分以上もかかってしまった。
受取り人の氏名や住所、電話番号、銀行名、口座番号、
私の住所等をアルファベットで記入し係員に手渡す。
なかなか名前を呼んではもらえない。
窓口の後ろの方では、
複数の局員が椅子に座ってボーッとしているではないか。
なぜ手伝おうとはしないのだろう。
用紙を手渡して二十分ほどが過ぎた頃、
「Nさ〜ん」と、やっと名前を呼ばれる。
「住所を確認できるモノを出して欲しい」というので、
免許証を出したところ、
用紙に記載した住所と免許書の住所が違うと指摘される。
私も迂闊であった。
免許証の住所を岡山から神戸に変更していなかったのだ。
「免許証の住所通りに書き直して欲しい」と言われる。
仕方なく新しい用紙を請求すると、
また、その用紙を探し始める・・・。
「その白い棚の上から二番目の引き出しに入っていたように思いますが」と、
私の方から有り場所を教える。
書き直している間に、
私の順番は最後に回されてしまった。
また二十分ほど待たされる・・・。
先ほどの局員がやって来て、
「送金目的を記入してくれ」と言う。
覚醒剤を買った金だとしても、正直に書く人はいませんでしょうね」と、
精一杯の皮肉を言うが、ぜんぜん通じなかったみたい。
阿呆くさ・・・。
二人の局員がコンピューターを覗き込んで
何やら確認を取り合っている。
本日のレートをチェックしているのだろう。
代金を支払う。
「送金手数料を頂戴するのを忘れました」と言われ、
追加の料金を支払う。
また十分ほど待たされ、
やっと「国際送金請求書お客様控」を有り難く頂戴する・・・。
これだけのことで一時間ほどかかってしまった。
私の時給から計算すると、
銀行の口座からサッサと送金した方が安上がりであったという結果になる。