■藤田隆さん/その2

aquio2005-08-07

「コロリン楽器教室」を開く。
講師の先生は
大阪音大の教授でいらっしゃる「藤田隆」さん。
「コカリナ」と「トン・コン・キン」を作る。
コカリナは小さな竹で作る小さなオカリナ。
トン・コン・キンは段ボール箱と端材で作るマリンバ
今日は二十人ほどの子どもたちが集まってくれた。
この職場で藤田さんのワークショップを開くのは二度目。
教室は大盛況であった。
藤田さんのおしゃべりも面白かった。
子どもたちが一生懸命に作ったコカリナは、
子どもが作ったとは思えないほど素敵な音がでる。
コカリナに唇をあて、
タンキングを利かせて強く息を吹く。
四つの穴に指を滑らせると、
小鳥がさえずっているかのような音がでる。
気分はすっかり「パパゲーノ」。
そういえば、
パパゲーノはフランス語の「オウム」が語源であり、
「おしゃべりな奴」という意味があったのではなかったか・・・。
そして、
鳥に歌声を覚えさせることを「リコード」と呼び、
そこからレコードとかリコーダーという言葉が生まれたのだと、
誰かにそんな話を聞いた覚えがある・・・・。
藤田さんはリコーダーの名手でもいらっしゃる。
しかも、おしゃべりが大好き。
藤田さんは「パパゲーノ」の生まれ変わりかもしれない。
これからは「パパゲーノ藤田」と呼ばせてもらおう・・・。