■ THE DOLL’S HOUSE

aquio2005-08-23

id:emimi さんの日記を毎日のように拝見している。
私は海外の「POP-UP BOOKS」を蒐集しているが、
彼女も POP-UP BOOKS に興味をお持ちのご様子。
今日の日記にも「ロタール・メッゲンドルファー」の
「THE DOLL'S HOUSE」のことが記載されていた。
AMAZON に注文してさんざん待たされた挙句、
入手不可能と一方的にキャンセルされたとか。
ロンドンの「KESTREL BOOKS 社」と、
ニューヨークの「THE VIKING PRESS 社」から
この本(レプリカ)が出版されたのは一九七八年。
今から三十年ほど前のこと・・・。
う〜ん、確かに入手するのはもう無理かもしれないなぁ・・・。
私が持っているのは一九七九年発行の三刷ものだが、
さんざん子どもたちと遊んだせいか、角がそうとう擦り切れてきている。
大事にしなければ。
写真は反物や砂糖、ピクルスを売る店の一シーン。
蜜蝋でできた蝋燭が棚の上に載っている。
キューバ産の葉巻の箱も棚の上に載せられている。
店の扉を開けると、そこはリビング・ルーム。
子どもがピアノを弾いている。
ピアノの上には大理石の彫像が置かれている。
リビングの扉を開けると、部屋はキッチンに続く・・・。
キッチン・ストーブに向かってお母さんが何かを調理している。
傍で女の子がコーヒー・ミルのハンドルを回している・・・。
当時の風俗を知るにも、POP-UP BOOKS は一級の資料になる。