■ アドヴェント・カレンダー

aquio2005-10-22

あまりの寒さで眼が覚める。
時間は午前六時を少し過ぎたあたり。
昨夜は「ヴィンセント・ギャロ」監督・主演による映画
バッファロー'66」を観ていた。
ウイスキーをチビチビやりながら観ていたが、
うっかり座椅子に座ったまま寝入ってしまった・・・。
今朝は身体の節々が痛い。
シャワーを浴びて冷えた身体を温める。
シャワーを浴びながら、
「もう若くはないんだよ」と自分を諌める・・・。
コーヒーを飲み、七時半にアパートを出発。
岡山の職場に向かう。
岡山の職場ではクリスマスの用意が進みつつあった。
ミュンヘンの「Frantz Josef Holler/ホラー社」からは、
昔の「アドヴェント・カレンダー」の復刻版が届いていた。
ニュールンベルクにおける
「クリストキンデル・マルクト」の様子をプリントしたカレンダー。
数多くのアドヴェント・カレンダーを見てきたが、
このホラー社のものが秀逸ではないかと思う。
カレンダーには二十四の小窓が印刷されている。
窓を開けると、中にはクリスマスにちなむものが印刷されているという仕組み。
「8」の窓の中には「クリストキンデルのおもちゃ」
「10」は「おもちゃの兵隊」
「13」は「鼻の大きなくるみ割り人形
「16」は「木馬に乗ったカスパー」
「17」は「箒を持った雪だるま」
そして、「24」にはキリスト降誕のシーンが印刷されていた。
稚拙な絵だが、とても美しく感じる・・・。
ホラー社は博物館に収蔵されている紙のおもちゃを専門に復刻している会社。
ホラーさんは数年前にリタイアされたと聞いているが、
今もお元気でいらっしゃるのだろうか。
それにしても、月日の経つのが早過ぎる。
つい先日まで「暑い・暑い」と汗をぬぐっていたのではなかったか。
前のクリスマスの片付けも、
つい先日に終えたばかりのような気がする・・・・。