■ 健康増進法

aquio2006-01-04

健康増進法」という法律を調べる。
「国民は健康寿命の延伸に努めなさい」
「生活の質の向上を図りなさい」という内容の法律。
「疾病構造の変化に伴い、国民の健康の増進の
 重要性が増大している」というのが、
この法律の骨子である。
この法律を日本語に翻訳してみると、
「今、日本は大変な高齢化社会に向かっている」
「働き手が少なくなれば税収が少なくなる」
「人間歳をとるといろんな病気に罹る」
「歳をとっても病気にならずにいて欲しい」
「あまり医者の手を煩わせるんじゃぁないよ」
「病気になれば医療保険費の負担が増えるじゃないか」
「それでなくとも国庫は破綻しかかっている」
「どうか、逝く時まで元気でいて欲しい」
「逝く時も元気でポックリと逝ってほしい」
ま、このような意味になるだろう・・・。
国民の健康が気がかりで出来た法律ではない。
金庫の中身の目減りを心配しているだけなのでありますね。
それにしても、「疾病構造の変化」とはどういう意味なんだろうか・・・。
お役所言葉は難解である。
そして、「健康増進法・第五章・第二節」には
受動喫煙の防止」が高々と謳われている。
誰の研究結果であるかは知らないが、
喫煙者が吸い込む「主流煙」よりも、
傍にいる人間が吸い込む「副流煙」の方が危険であるらしい。
近年、ほぼ百パーセントの「人ゲノム」が解析されたと聞く。
人が病気で死ぬのは「遺伝子」のせいではないのか。
親が胃癌で死んだ場合、その子も胃癌で死ぬ確率が高い。
親が肺癌を患った場合、その子も肺癌を患う確率が高い。
煙草のせいばかりではないと思うが・・・。
しかし、嫌煙権を主張する人間はどうしてこんなにヒステリックなんだろう。
あ、そうか、煙草の煙が嫌いだからヒステリックになるのだ。
ヒステリーという病気の原因は遺伝子ではなく煙草にあったのだ。
すまぬすまぬ。
ま、喫煙権を主張する側の人間も結構ヒステリックではあるけどさ・・・。