■ おつむにおむつ

aquio2006-01-11

「もう帰るわよ」
「いや〜、もっと遊びたい」
「もうママは疲れちゃったから」
「じゃぁ、お片付けするね」
「いいから、早く来なさい」
「エーッ、でもお片付けしなくっちゃ」
「いいから早く」
「ママは遊んだ後はお片付けしなさいって言うじゃない」
「ここはしなくっていいの!」
私の職場で日常に見聞きするシーン。
遊んだあとのおもちゃは綺麗に片付けるよう、
子どもたちはそう躾られているようだが、
私の職場では片付けなくてもいいらしい・・・。
家庭において、
遊んだ後のおもちゃを子どもが片付けなければ、
母親が代わりに片付けをしなければならない。
「躾」という美名のもと、
母親は子どもに片付けを強要しているにすぎない。
自分の仕事が増えるのが嫌なだけなのだ。
だから、私の職場ではほったらかしでも構わないのである。
子どもがその矛盾に気付いていないとでも思っているのだろうか・・・。
昨日の夕方、私のアトリエの扉をノックする音が聞えた。
出てみると、
小さな二人の女の子を連れた母親らしき女性が二人立っていた。
「おむつを替えたいのでビルのトイレを貸して欲しい」と言う。
「それはお困りでしょう、どうぞご自由に」と応えておいたが、
今朝、トイレに入って驚いた。
便が付着したままの「おむつ」が二枚投げ捨てられていた・・・。
トイレには匂いが充満していた・・・。
①「おむつ」に付着した尿や便を便器の中に流す。
②水分を吸って膨らんだ「おむつ」を硬く丸める。
③匂いが漏れないよう「おむつ」をビニール袋で幾重にも包む。
④「おむつ」を自宅に持ち帰る。
男親でもこれくらいのことは出来るのだ。
私はそうしてきた。
子どもの下の始末さえ出来ないで何が母親か!!
「おつむ」の味噌が溶けて流れだしているのではないか。
頭に「おむつ」でもつけて歩きやがれ。