■ NAEF/ネフ・その3

aquio2006-02-15

七年ほど前、
「NAEF/ネフ社」の創業社長でいらっしゃった
「クルト・ネフ」さんから頂戴した積み木。
ネフさんの手作りによる積み木。
箱の裏面には「naef」のサインが入っている。
ネフさん自筆のサイン。
九年ほど前、
ネフさんのご自宅は
フランスのエドワールという小さな村にあった。
築五百年の修道院を改装した家。
ガレージの横には小さなアトリエがあった。
この積み木はそのアトリエで作られたもの。
積み木は四つのL字形のブロックと、
一つの長方形のブロックで構成されている。
とても小さな積み木だが、
適度な重さがあり、手にした時の感触はとてもいい。
単純なデザインの積み木だが、
ネフのデザイン哲学がここにあるように思える。
長方形のブロックをテーブルに見立て、
L字形のブロックを椅子に見立てて遊ぶこともできる。
ネフのおもちゃは日本でも人気がある。
と言うよりも、
世界で一番ネフ・フリークの多い国が日本ではないだろうか。
「相沢康夫」「小黒三郎」「和久洋三」・・・。
日本人によるデザインも数多くネフ社に取り上げられている。
ネフさんは今年で八十歳になられるはず。
いつまでもお元気でいていただきたい。
そして、できればぜひもう一度お会いしたい。
なんとかその機会を作りたいものだが・・・・。