■ HANS CHRISTIAN ANDERSEN/アンデルセン

aquio2006-02-19

役場の図書室にたくさんの書籍を寄贈した。
持っていて読み返しもしなかった本。
そのほとんどは文庫本だが、
誰かの役に立てれば嬉しい。
三階の納戸と本棚がすっきりと片付く。
今日、「BETH WAGNER BRUST」著による書籍、
「THE AMAZING PAPER CUTTING OF
HANS CHRISTIAN ANNDERSEN」を購入する。
また蔵書が増えた・・・・。
「THE AMAZING PAPER CUTTING・・・」は
アンデルセン」の手による切り絵集。
アンデルセンは物語の創作だけではなく、
とても指先の器用な人物であったらしい。
なんとも不思議なデザインの切り絵が紹介されている。
時間の合間を見ながら訳していくことにしよう。
アンデルセン」の物語の中では「ナイチンゲール」が一番のお気に入り。
いろいろな思い出がある・・・。
私が子どもであった頃、
「よるなきうぐいす」というタイトルの本を読んだことがあった。
近所のHさんからお借りした本。
ページが黄色く変色した古ぼけた本であったことを憶えている。
物語の中には本物の鳥のようにさえずる機械式の鳥が登場する。
「いったいどんな仕組みで鳴くのだろう・・・」と、
空想をめぐらせたことを懐かしく思い出す。
思えば、すでにあの頃から「からくり」に興味を持っていたのかもしれない。
「よるなきうぐいす」と「ナイチンゲール」が同じ書物であることを知ったのは、
かなり後になってからのことだった・・・。
Hさんの本は戦前に訳されたものであったのだろう。
ナイチンゲール」は
「よなきうぐいす」とも「さよなきどり」とも言われていたように思う。
「夜鳴き鶯」「小夜鳴き鳥」ということなのだろう・・・。