■ カエルの王子様

aquio2006-05-22

城に住む美しい王女は、
遊んでいるうちに大切な金の玉を井戸に落としてしまう。
「大変!大切な金の玉を落としてしまったわ」
「金の玉を拾ってくれば友達になってくれる?」と、
井戸の底から男の声がした・・・。
「いいわ、約束するわ」
井戸の底から金の玉を拾って現れたのは、
とても醜い緑色のカエルであった・・・。
「キャー、汚いカエル!あっちに行って!」
「それじゃぁ約束が違うじゃないか?!」
「あっちに行ってってば!」と、
王女はカエルを壁に投げつけてしまう。
投げつけられた途端、
カエルは美しい王子に変身を遂げる。
カエルは魔女に呪いをかけられた王子であったのだ。
人に約束を破られた時、
王子にかけられた呪いは解けることになっていた・・・。
王子は王女に結婚を申し込む。
王子「私と結婚してください!」
王女「嬉しい!いいわ!」
王女はいとも簡単に結婚を承諾するのであった・・・。
しかし、幸せの絶頂にある時、
王女は醜いピンクのカエルに変身を遂げてしまう。
子どものいなかった王様は魔女に頼み、
醜いカエルを美しい王女に変えてもらっていたのだった。
ただ、
幸せの絶頂の時、王女はもとのカエルにかえる・・・という呪いがかけられていた。
今朝はM大学の講義に出かける。
今日は、人形劇団「みのむし」の主宰者でいらっしゃる
「飯室康一」さんを特別講師にお迎えしていた。
「飯室」さんの今日の出し物は「大人版:カエルの王子様」。
学生達はひっくり返って大喜びしていた。
彼らの中から人形劇のサークルが生まれてくるといいのだが・・・。