■ あぁここもやっぱり

aquio2006-07-16

いつものガソリン・スタンドに出向き、
エンジン・オイルを交換する。
五千キロ走る毎にオイル交換を行うことにしているが、
こまめにオイルを交換することによって、
エンジンはいつも快調に回ってくれる。
注文していたタイヤも届いていた。
新品のタイヤに履き替え、
馴染みのカフェでコーヒーを飲み、
岡山の職場に向けて出発する。
オイルもタイヤも新しくなった。
シートの振動を通じて、車が喜んでいることが伝わってくる。
加西の手前あたりから雨が降り出した。
雨足は次第に激しさを増してくる。
速度を八十キロに落とし、雨の中のクルージングを楽しむ。
「やっとこれで おいらの旅も
 終わったのかと思ったら いつものことではあるけれど
 あぁここもやっぱり 土砂降りさ
 心の中に傘をさして
 裸足で歩いている 自分がみえる・・・ってか」などと、
モップス」の歌を歌いながら走る。
過日、中国道のSEで「ザ・ピーナッツ」のカセット・テープを買った。
そのことを思い出し、
ザ・ピーナッツ」のカセットをデッキに挿入する。
スピーカーから二人の懐かしい歌声が流れてくる。
「街はいつでも 後姿の幸せばかり ウナ・セラ・ディ・東京・・・」
「後姿の幸せばかり・・・」
歌詞がなんとも素晴らしい。
「作詞っていうものはこうでなくっちゃ」、などと独り言を喋りながら走る。
午前二時、自宅にたどり着く。
ここもやっぱり土砂降りであった。