■ 生田神社

aquio2006-08-04

東京から帰る。
新大阪からJR宝塚線に乗り換え、
猪名寺駅に向かう。
J社のO氏とF氏に会い、
「つかしん」に移動して打ち合わせを行う。
打ち合わせを終えた後、
「つかしん」からタクシーで尼崎に向かい、
JRに乗り換えて三宮に向かう。
「生田神社」の辺りがやたらと騒がしい。
今日は「生田神社」の夏祭りであった。
神社の境内ではカラオケ大会が催されていた。
境内には演歌のメロディが大音量で流れ、
出演者たちは大声で演歌をがなりたてていた。
この品の無さはいったい何なんだろう・・・。
「生田神社」に奉られている神様は「稚日女尊/わかひるめのみこと」。
あの「天照大神」の幼名であると言われている。
太陽の女神なのだ。
須佐之男尊/すさのおのみこと」の暴情を怒り、
天照大神」は「天磐戸」に隠れてしまう。
「天宇受売命/あまのうずめのみこと」が磐戸の前で滑稽な踊りを舞い、
天手力男命/あまのたじからおのみこと」が磐戸を開く・・・。
誰もが知っている日本の神話。
ま、「生田」は「稚日女尊」を奉る神社であるから、
飲めや歌えは一向に構わない。
構わないが、「カラオケ大会はないんじゃないの」、と思う。
一昨日の日記に韓国の影絵劇のことを書いた。
日本の神話を影絵劇で見せてはどうだろう。
境内で篝火を焚き、
その光で「天照」の物語を影絵劇で見せてはどうだろうか。
子どもたちも喜ぶに違いない。
昔、神社は聖域であった。
そして、鎮守の杜は子どもたちの遊び場であったのではなかったか。