■ カラスは黒い!?

aquio2006-08-29

今朝、翼の白いカラスを見かける。
胴体は普通に黒い。
しかし、翼だけが異様に白い。
部分染めのカラス・・・。
とても珍しい。
もっとも、
どこかの動物園には白いカラスが飼われているらしい。
色素欠乏症のカラス。
いわゆる「アルビノ/白子」のカラスだが、
このアルビノのカラスの嘴の色はピンク、
脚の色もピンクであるという。
ひょっとしたら、
今朝のカラスは、
アルビノのカラスと普通のカラスが愛を交わした結果であるのかもしれない。
「すべてのカラスは黒い」
「従って、すべての黒くないものはカラスではない」
ある仮説が真実であるなら、
その仮説に対偶する仮設もまた真実である・・・。
有名な「ヘンペル」のパラドックスだが、
今日の出来事をこのパラドックスに当てはめてみると、
「すべてのカラスは黒い」
「しかし、すべてのカラスが黒いとは限らない」
「従って、すべての黒くないものはカラスではない」
「しかし、すべての黒くないものはカラスではないとは限らない」、ということになる。
あぁ、ややこしい・・・。
今朝、翼の白いカラスを見かけた。
この出来事で、すでに「ヘンペル」のパラドックスは成立しないのである。
「カラスは黒い。しかし、黒くないカラスもいる」
「従って、すべての黒くないものはカラスであるとも言える」、
ということになるのか・・・!?
書いているうち、何を書いているのか解らなくなってきた・・・。