■ 携帯電話

aquio2006-11-21

アパートに携帯電話を置き忘れたまま
岡山の職場に出かける・・・。
中国道を西に向かう途中、
ポケットを探っていて忘れてきたことに気付く。
今さらどうしようもない。
私が携帯電話を持った、
否、持たされたのは十年ほど前のこと。
私にはその自覚が無いのだが、
仕事に飽きると、
私はフラリとどこかに雲隠れする癖があるらしい。
雲隠れ先は喫茶店であることが多いらしく、
その度に、
職員たちはあちこちと探し回ることになるという。
どこに雲隠れしても分かるようにと、
とうとう携帯電話を持たされてしまった・・・。
「猫に鈴」のような出来事である。
しかし、持たされたからといって、
そう簡単に日常の習慣が矯正できるはずもない。
また、集中したい時にはスイッチを切るようにしている。
結局は持っても持たなくても同じことなのだが、
緊急の時には、やはり無くては困る。
持ちたくはないのだが、無ければ困る・・・。
困ったことである。
当たり前のことだが、今日は一度も携帯の呼び出し音が鳴らなかった。
今日はとても静かな一日であった。
仕事に集中できた一日であった。