■ ドイツ旅行・十日目

aquio2006-12-05

バスに乗りライプチッヒに向かう。
ライプチッヒはドイツで三番目に古い大学のある町。
町には書店や古書店の数が多い。
ニーチェゲーテ
そして、森鴎外もこの町で学んだという歴史がある。
おもちゃデザイナーの小黒さんと通訳のGさん、
ロンドンから参加されていたFさん、
id:emimiさん、そして私の五人はグループを離れ、
勝手な行動を取り始める。
集合場所と集合時間を確認しあった後、
我々は市内の古本屋の探検を始める。
id:emimiさんのお目当ては「pop-up books」。
チェコの作家である「クバシュタ」の絵本を探し、
我々は二軒、三軒と古本屋を渡り歩くのであった・・・。
他のメンバーは、
いわゆる名所旧跡を巡っているに違いないが、
そんなことは知ったこっちゃないのであった。
腹が空いたので「AUERBACHSKELLER/アウアーバッハケラー」に出向く。
このレストランは森鴎外が足繁く通った店であるという。
全員が牛肉の煮凍り料理を注文。
ま、ドイツ料理としては美味い部類に入る味付けであった。
ヨーロッパの笑い話に、
「日本人観光客には same という名の料理を出しておけばいい」、というのがある。
皆が同じ料理を注文するから「same」なのだそうである。
ま、そんなことは知ったこっちゃない我々であったが、
この五人の勝手な行動は旅が終わるまで続くのであった・・・。