■ ドイツ旅行・十二日目

aquio2006-12-07

「WALTER WERNER」さんのアトリエに行く。
今日は私の六十歳の誕生日。
「WALTER」さんから、
自作の小さな人形をプレゼントされる。
「ショコラーデン・メイドヒェン」。
昔、貴族は就寝前にココアを飲む習慣があったらしい。
そのココアを運ぶメイドの姿を表現した人形。
とても愛らしい顔立ちをしている。
日本と違い、
ドイツでは誕生日を迎える側がパーティを開催する。
誕生日を迎える者がお客様を接待するのだ。
その習慣に倣い、
午後七時からホテルのレストランでバースディ・パーティを開く。
シャンペンとカナッペを用意して皆様をお迎えする。
「DREGENO」のディーテルさんとフランケさんご夫妻、
「SPIELZEUG MUSEUM」のアウアーバッハさんご夫妻、
ヴォルフガングとウテさんご夫妻、
「GAHLENZ」のシューマンさんが来てくださる。
ディーテルさんは六百キロもの距離を走って駆けつけてくださった。
有り難いことである。
いい仲間を持ったと、胸が熱くなる・・・。
皆様から素敵なプレゼントを頂戴する。
ヴォルフガングは絵を描くからくり人形を作ってくれた。
人形の眼はとても細く描かれている。
どうやらこれは私であるみたい・・・。
Gさんは「60」と刻印された錫のプレートを下さった。
このことはいつかまた書くつもりでいるが、
特に、アウアーバッハさんからは素晴らしいプレゼントを頂戴した。
いいパーティだった。