■ LYNNE & DAVID

aquio2006-12-19

昨夜はお好み焼きを作る。
牡蠣をたっぷりと入れたお好み焼き。
お腹が一杯になったところで熱い風呂に入る。
髪を洗い、身体の隅々までよく洗う。
暖めておいた炬燵に足を突っ込み、
ホット・ウイスキーを飲みながら、
デーヴィッドからの手紙を読む。
デーヴィッドと奥さんのリンさんは、
スコットランドから
イタリアのトスカニーに引っ越したらしい。
築九百年のおばけ屋敷を買った、と書かれている。
二階には客間がたくさんあるから、
泊まりに来い、とも書かれている。
同封されていた絵葉書には
リンさんの携帯電話の番号が記されていた。
試しにかけてみる。
数回の呼び出し音の後、リンさんの軽快な声が返ってきた。
来年の二月、
ドイツのニュールンベルクに行くかもしれない。
その時はイタリアにも立ち寄りたい旨を伝える。
手紙にはトスカニーの屋敷の庭に植わっている木々の枯葉と、
トスカニー名産の葉巻が入っていた。
ウイスキーを飲みながら葉巻をふかす。
今朝は爽快な気分。
風邪はどこかに行ってしまっていた。