■ EDWARD GOREY

aquio2007-01-13

今朝から「しかけ絵本」の整理を始める。
博多の「IMSビル」において、
しかけ絵本の世界展(仮称)」が始まる。
期間は六月二十日から八月十九日までの二ヶ月間。
昨日、博多のIさんから、
「イベント告知用の写真が要る」
しかけ絵本を何冊か送って欲しい」、
という内容の連絡があった。
id:emimiさんも、この展覧会に
そのコレクションを出品されることになっているが、
私が収蔵している「POP-UP BOOK」だけでも百三十冊を超える。
さて、どのような展覧会になるのだろうか・・・。
ま、準備期間は半年近くもあるのだから、
お粗末な展覧会になるとは思われない。
この日記は博多のIさんも読んでいらっしゃるはず。
ここではほんの少しプレッシャーをかけておくに止めるが、
きっと素晴らしい展覧会になるであろう、と予想されるのである。
明日には九冊の「しかけ絵本」を発送する予定。
絵本を一冊ずつ梱包するついでに、
「EDWARD GOREY/エドワード・ゴーリー」が制作した
「The DWINDLING PARTY」を久々に開く。
「DWINDLING」とは「徐々に少なくなる」というような意味。
マック・フィゼット家の家族がある城を訪れるのだが、
城に住む魔物たちに一人ずつ食われていってしまい、
とうとう最後には誰もいなくなってしまう・・・、という物語。
ゴーリー」は一九二五年生まれのアメリカ人イラストレーター。
「不安」や「不幸」や「不吉」を描かせたら、
この「ゴーリー」の右に出る者はいないだろう。
日本には、この「ゴーリー」のファンが多いと聞いている。
「The DWINDLING PARTY」、二十五年ほど前に入手した「POP-UP BOOK」。
私の宝物の一つである。