■ 時差ボケ

aquio2007-02-10

関西空港には予定の時間よりも早く着く。
Tはそのまま列車に乗って自宅に戻るという。
Nはご主人が空港まで迎えに来るという。
二人とも今日・明日と休暇を取っているらしい。
とてもちゃっかりしているが、
同じように、日々の仕事にも
抜け目なく取り組んでもらいたいものである。
私は駐車場に車を預けておいた。
私はこのまま職場に出勤しなければならないのだが、
老いた上司を働かせるとは何事か・・・。
「Nさん(私のこと)もお疲れでしょう!?」
「私たちが代わりに出勤しますから、どうぞお休みください」
嘘でもそう言うべきではないか。
それが日本の企業における正しい部下のあり方ではないのか。
部下の育て方を間違ったのだろうか・・・。
職場に向かうのが、とても怖い。
机の上には山のような書類が載っているに違いない。
職場に戻ってみると、予想は見事に的中していた。
どうすればいいのだろうか・・・?
どこから手をつければいいのだろう・・・?
どうしようもないから、何もしないことにした。
仕事をするフリをしながら日記を書くことにする。
急ぎの仕事もあるに違いないが、
急ぎの仕事には催促があるに違いない。
ま、催促された仕事から片付けていけばいいのだ。
日頃から不規則な生活を送っているせいか、私は時差を感じたことがない。
しかし、今日は珍しく軽い時差ボケを感じる。
部下にそのことを告げると、
「それは時差ボケではなく、加齢からくるボケではないですか!?」、と言われてしまった。
部下の育て方を間違ったのだろうか・・・。