■ ボケ

aquio2007-02-17

昨晩はなんだかとても疲れていた。
岡山の職場から車を飛ばし、
アパートに帰り着いたのは午後十時を過ぎていた。
妻にお茶漬けを作ってもらい、
食べ終えたまでは憶えているのだが、
ふと気が付くと、時間は朝の四時を過ぎていた。
炬燵に足を入れたまま眠ってしまっていた・・・。
今日の朝一番で送らなければならないイラストがある。
昨晩はそのイラストを仕上げるつもりだったのだが、
気を失うように眠ってしまっていた・・・。
台所に立ち、湯を沸かしてコーヒーを淹れる。
コーヒーを飲みながら、ビスケットとチョコレートを食べる。
とにかくイラストを仕上げてしまうことにした。
時間はまだたっぷりとある。
狭いアパートのこと、
隣室からは妻の軽い寝息と、母の重い寝息が聴こえてくる。
二人の眠りを妨げないよう、
小さな音量で「MJQ」の「朝日のようにさわやかに」をかける。
軽やかな音楽を聴きながら、鉛筆を走らせる。
早朝の作業はとてもはかどる。
午前七時、妻と母が起きてくる。
母「なんや、もう起きとったん?」
 「そんなとこで寝てたら身体悪するでぇ」
 「まだ時差ボケが残ってんのんかいな?」
妻「この人はあんまり時差ボケを感じへん人やねんけどなぁ」
私「今回は妙に疲れ感じるねん」
 「歳とったんやろか・・・?」
母「そら時差ボケやのうて、爺さんボケが始まったんやわ」
あぁ、今日も騒がしい一日が始まる・・・。