■ 憎まれ爺

aquio2007-04-02

近頃やたらに腹が空く・・・。
飯時が待ち遠しくって仕方がない。
で、待ちきれずについつい間食をとってしまう。
今もコーヒーを飲みながら、
森永の「マリー・ビスケット」を食べているのだが、
齢を重ねるとともに、
口がいやしくなってきたのかもしれない。
この症状が進行すると、
終には、
食前食後に飯を喰う、ということにもなりかねない。
その代わりというのも何だが、
睡眠時間は驚くほど短くなってきた・・・。
昨夜も四時間ほどしか眠っていない。
一度眠りに入ってしまうと、
何が起ころうと眼を覚ますことはないのだが、
昨夜はどうしたことか、何度も何度も眼が覚めた・・・。
腎臓萎縮や糖尿病が原因で、
夜間に尿意をもよおすことが多々あるらしい。
「頻尿は仕方ないけど、夜尿は情けないよなぁ・・・」
「俺もいつかオムツの世話になる日が来るんやろか」
「人生はオムツに始まりオムツに終わるのさ」、
などとブツブツ呟きながらトイレに向かう。
昔、私はある山岳部に所属していたことがある。
山頂における放尿は天下を取ったような気分にさせてくれたが、
深夜の放尿は人生の深淵を覗き込むような気分がする。
なかなかに感慨深いものが、あるね・・・。
「憎まれっ子は世にはばかり、憎まれ爺は夜にはばかり、なんちゃって」、
とか、ワケの分からんことを呟きながら床に就く・・・。