■ ドイツ語講座
先々月、
私は二人の職員を連れてドイツに出かけた。
このことがきっかけとなり、
職員たちの間で独語修得の気運が高まる。
「独語のビジネス・レターが読めるようになりたい」
「取引先と独語でメールの遣り取りがしたい」
「独語を修得してドイツの女を口説きたい」
目的の中には不純なモノもあるが、
その目的が不純であればあるほど、
人は努力を惜しまないものである。
不純な目的大いに結構。
ネーティヴからいきなり独語を習うのでなく、
まずは独語に堪能な日本の方から独語を習うことにする。
職場もその後押しをすることにした。
講師料の半分は職場が負担し、
残りの半分は受講者が頭割りで負担する、ということにする。
十人ほどの受講希望者がいるようであるから、
一回あたりの個人負担は一千五百円ほどになるか・・・。
皆がその気になっているのだから、
出来るだけ長く続けていって欲しい。
長く続けていくためには、金銭面の負担を軽減してやるに限る。
昨日、講師を勤めてくださるFさんにお会いする。
十年ほどドイツに住まれた経験がおありとか。
歯に衣着せぬ物言いをする方であったが、
それはそれで、なかなかに好感が持てる。
さて、まずはアルファベットの発音から覚えなければならない。
アルファベットを覚えたら、
次は「数字」を覚える、ということになるのだろう。
ドイツ語の場合、
「21」は「1+20」というように表現しなければならない。
つまり、「アインウントツヴァンツィヒ」。
「22」は「ツヴァイウントツヴァンツィヒ」
「23」は「ドライウントツヴァンツィヒ」・・・・。
あぁ、ややこしい。
十七日からは私もこの講座に参加しなければならない。
さて、六十の手習いがまた一つ増えてしまった・・・。