■ まつうら

aquio2007-07-06

今朝は四時半に起床。
五時半、神戸のアパートを出発。
七時、大原町のH君宅に到着。
H君を助手席に乗せ、
中国自動車道米子自動車道をぬけて
島根県安来市に向かう。
十時少し前、安来市に到着。
十一時半、仕事を終える。
昼食には少し早いが、
美味い蕎麦を食べに行くことにする。
向かった先は「蕎麦処・まつうら」
ここは「松浦製粉所」が経営する蕎麦屋
「まつうら」のすぐ隣に「松浦製粉所」がある。
「松浦製粉所」の石臼で挽かれた粉が「まつうら」の蕎麦になる。
コーヒーもそうだが、
豆を粉に挽いたとたん、その風味はアッと言う間に失われていってしまう。
蕎麦の実にも同じことが言える。
挽き終えたばかりの蕎麦粉を蕎麦に仕立てる。
何と言っても、これが一番美味い。
安来を訪れる度に立ち寄る「まつうら」だが、
本当にこの店の蕎麦は美味い。
聞けば、「松浦製粉所」の歴史は大正時代にまで遡るという。
ただ、山陰地方の蕎麦屋に共通して言えることだが、
蕎麦汁の味つけが少し甘いように感じられる。
しかし、ま、蕎麦が美味いからその点は眼を瞑ることにする。
「○○産の蕎麦粉と□□産の蕎麦粉をブレンドしています」とか、
「信州松本の△△の畑で採れる蕎麦粉を使っています」とか、
世間には薀蓄をたれる蕎麦屋のなんと多いことか・・・。
「え〜い、うるさい!」、のであり、
「だからどうした!?」、なのであるね。
蕎麦に限らず、食い物は美味ければいいのである。
「まつうら」は気のおけない、いい店である。