■ 淡路島

aquio2007-07-23

淡路島に出かける。
今、淡路島は鱧の美味い季節。
しかも、今日の目的地は
最高級の鱧が獲れるという沼島のすぐ近く。
そしてまた、今は新玉ねぎの美味い季節でもある。
出汁の中に鱧のアラを入れ、
煮立ったところに骨切りした鱧と玉ねぎを入れる。
玉ねぎには鱧の旨味が移り、
鱧には玉ねぎの甘味が移る・・・。
「鱧すき鍋」は本当に美味しい。
弥が上にも「鱧すき鍋」への期待が高まるなか、
阪神高速7号線から垂水ジャンクションをぬけ、
明石海峡大橋を渡って淡路島に入る。
今から六十年前、私は明石で生まれた。
父も母も祖父も明石の生まれ。
祖母は淡路島の津名という小さな町で生まれた。
「私のルーツはこの辺りにあるのだなぁ」、などと、
感慨に浸りながら車を走らせる。
今日は講演とおもちゃ教室の開催が予定されている。
約四十名ほどの保母さんたちを相手に、
おもちゃの遊び方や歴史、その由来等をレクチャーし、
針金でいろいろな顔を作って遊ぶ。
私は太陽の顔を作ってみた。
日陰に作品を半分かざし、沈んでいく太陽を表現したりしてみる。
夕刻より懇親会が始まる。
残念!献立はフレンチであった・・・。
心残りではあるが、「鱧すき鍋」はまたの機会に、ということにしておこう。
神戸のアパートから淡路島の南淡町までは九十分ほどの距離でしかない。
いつでも行ける。