■ 後ろめたさ

日常の下駄代わりとして「VITZ RS」に乗っている。
その「VITZ RS」に乗っていて気付いたことがある。
平坦な高速道路を走行している時、
シフトが五速に入っている時、
エンジンの回転が三千八百であれば、
その速度は約百二十キロでなければならない。
エンジンの回転が三千八百を過ぎるころから、
「VITZ RS」のエンジン音はとたんに変化する。
エンジンの音でおおよその速度が計れたのだが、
昨日、山陽道を走っている時、
ふと回転計に眼をやると、
三千八百回転でありながら、速度は百十キロであった。
試しに速度を百二十キロまで上げてやると、
エンジンの回転は四千回転にまで上がってしまう・・・。
シフト・ダウンとシフト・アップを何度か繰り返したが、
その数値は一向に変化しない・・・。
通常、エンジンの回転が四千であった場合、
その速度は百三十キロを超えなければならないはず。
これはエンジンの性能が落ち、燃費が悪くなったことを意味する。
今、とても気になる一台の車がある。
そのことは一昨日の日記にも書いたが、
この「VITZ RS」を修理しながら乗り続けるか、
それとも、思い切って買い換えるか・・・。
悩んでいる。
「VITS RS」には様々な思い出がこもっている。
あんなこともあった、こんなこともあった・・・。
車を買い替える時、私はいつもある種の後ろめたさを感じる。
ある時、若い女に出会ってしまった。
これがまたいい女なんだよね。
決して今の女に不平不満があるワケではないのだが、
若い女に惹かれていく自分の気持ちが抑えられない・・・。
これと同じ感覚。
あぁ、いったいどうすればいいのだろうか・・・！？