■ 花様年華

aquio2007-08-17

昨日は暑かった・・・。
さすがにバテた。
最寄のダイエーに出向き、短パンとサンダルを買う。
試着ブースでさっさとスラックスを脱ぎ、
短パンに穿きかえる。
暑くって靴など履いてなんかいられない。
靴をビニール袋に突っ込んでサンダルを履く。
なんて気持ちがいいのだろう・・・。
アパートに帰り、
ブラブラと歩いて近くのお好み焼き屋に出かける。
豚玉と冷えたビールを注文。
テレビでは阪神・中日戦が放映されていた。
どうやらここは阪神ファンが集まる店であるようである。
お好み焼きを頬張りながら、選手のプレーに一喜一憂する。
焼き蕎麦を追加で注文。
ソースの焼ける匂いと音が食欲をそそる。
腹が炭水化物で一杯になったところで、宇治金時を注文。
練乳がたっぷりとかかった宇治金時
夏はやっぱりカキ氷やね。
アパートに帰り、
缶ビールを飲みながら、お気に入りの「In the Mood for Love/花様年華」を観る。
花様年華」は何回観てもいいねぇ・・・。
主役の「マギー・チャン」の美しさといったら・・・。
大人の色香があるね。
襟の高いチャイナ・ドレスの似合うことといったら・・・。
柄の違うチャイナ・ドレスを何度も着替えて登場するのだが、
数えてみれば、なんと二十三着も、あった。
相手役の「トニー・レオン」にも、
往年の大スターであった「佐田啓二」的男の色香が漂う。
眼を伏せて女は男を誘うのだが、男にはその勇気がない・・・。
「違うだろ!そこでさっさと手を握ってしまえよ」、とか、
「そこでその台詞はないんじゃないの」、とか、
「据え膳食わぬは男の恥、って言うだろうよ」、とか、
「据え膳食ってもらえないのは女の恥なんだからさ」、とか、映画を観ていてジリジリしてしまう。
とてもじれったい映画なのだが、
その映像といい、音楽といい、リズミカルな広東語といい、
なかなかに計算しつくされた映画ではある。
何度観てもいい。