■ ドライカレー焼きそば

aquio2007-10-25

ここ数日来、
母と妻が神戸のアパートにやって来ていた。
今、神戸のメリケン・パークにおいて、
神戸ビエンナーレ」が開催されているが、
明後日から五日間に亘り、
ちょっとした出番をこなさなければならない。
で、今朝は午前六時に起床。
神戸ビエンナーレ」の準備のため、
午前七時、岡山の職場に向かって出発する。
私の後を追って、
母と妻も岡山に戻ることになっていたのだが、
十二時を過ぎても、彼女らが到着したという気配がまったく感じられない。
次第に腹が減ってくる・・・。
腹が減ると、私は怒りっぽくなってしまう。
で、女房の携帯に連絡を入れたところ、
「今、山崎のジャスコで買い物してるねん」、という返事が返ってくる。
「俺の昼飯は?」、と訊くと、
「アッ、忘れてたわ」、と言うではないか・・・。
岡山の職場は標高一千三百メートルほどの山の中腹に位置している。
周りには、何もない。
で、車を四キロほど走らせ、麓の商店に買出しに行くことにした。
「賞味期限切れ」の食品ばかりが並んでいるような店だが、
不思議なことに、この村では食中毒の起きた例がない・・・。
商店で「エースコック」の「ドライカレー焼きそば」を買う。
しかも、大盛り!
「ドライカレー焼きそば」をモソモソと食べていると、
「珍しいモノを食べてますね?」、と職員たちが集まってくる。
そこに至るまでの理由を話すと、
「ついにその時が来ましたか・・・」、と皆が口を揃えて言う。
「何がその時なの?」、と訊くと、
「いつか奥さんに見捨てられる時がきっと来る、と思ってました」、と言われてしまった。
いったい俺が何をしたというのか・・・?
ま、いろいろとしているから、
あまり深く追求されないうちに話題を変えてしまったのだが、
あれだね、
インスタント食品っていうのも、たまに食べれば美味しいものであるね。