■ ドイツ旅行・1日目

aquio2007-12-03

午前九時、関西空港に向けて車を走らせる。
六甲山から関西空港までの距離は約百キロ。
時間にして九十分ほどの距離でしかない。
空港の駐車場に車を預け、
13:55発アリタリアAZ795便に乗り込み、
ミラノ・マルペンサ空港に向かう。
マルペンサ空港20:40発AZ444便に乗り換え、
ミュンヘンに向かう。
ミュンヘンには21:50に到着。
ミュンヘン空港からはバスに乗って市内に移動。
ホテルに着いたのは午後十一時を過ぎていた。
日本時間では四日の午前七時にあたる。
日本時間の三日の午前七時に起床したのであるから、
二十四時間ほど眠っていない、ということになる。
しかし、普段から不規則な生活を送っているせいか、
まったく時差ボケを感じない。
一階のバーに出向きビールを注文。
寝酒のつもりで飲んだのだが、
明日からの行程を考えているうち、眼が覚めてしまう・・・。
部屋に戻り、テレビのスイッチをひねる。
ま、どこの国も同じだが、この時間帯にはお色気番組が多い。
リモコンをカチャカチャといじくっているうち、
アルジャジーラ」のチャンネルに行き当たる。
アラビア語と英語による二十四時間衛星放送のチャンネル。
アラビア語はチンプンカンプンだが、その映像にはなかなかの迫力がある。
「『アルジャジーラ』は『中東のCNN』と形容されているらしいが、
『CNN』は『アメリカのアルジャジーラ』とは形容されていないよな」、とか、
「瀬戸内海の『牛窓』は『日本のエーゲ海』と形容されているが、
エーゲ海』は『ギリシャ牛窓』とは形容されていないよな」、とか、
「『日本のエーゲ海』などという形容はスケールの小ささを自ら宣伝しているようなものではないか」、
などと、つまらないコトを考えているうち、
気を失うように眠ってしまう・・・。