■ ドイツ旅行・7日目

aquio2007-12-09

ベルリン発12:00のアリタリアAZ427便で、
ミラノ・マルペンサ空港に向かう。
飛行機がマルペンサ空港に到着したのは、
到着予定時間を十五分ほど過ぎていた。
ゲートAからゲートBに向かう途中、
いかにもイタリア人、という感じのオヤジが立っていた。
我々が近づくと、「OSAKA ?」と訊いてくる。
「YES」、と答えると、
何やら一生懸命に説明しようとしてくれる。
しかし、イタリア人が喋る巻き舌英語であるから、
聞き取りにくいったらありゃしない。
判別できる単語を羅列してみると、
どうやら「機体に整備不良が見つかった」
「よって、フライトが三時間ほど遅れる」、
という内容であるようであった・・・。
そして、十枚ほどのチケットを押し付けてくる。
「これは何だ?」、と訊くと、
「restaurant」「air port」「eating」「10 euro」「free」という単語が聞き取れた。
「このチケットで空港内のレストランで食事ができる」
「ただし、10ユーロ以上の食事はできない」、とまあそういうことであると勝手に解釈する。
空港内のボードで確認すると、
確かに「アリタリア<AZ794便>15:15⇒18:15」となっていた。
「このチケットでイタリア名物のピザでも食おうぜ」、ということになったのだが、
いや、そのピザの不味いことといったら・・・。
モチモチとした食感もなければ、パリパリとした食感もない。
あんなに不味いベチョベチョ・ピザを食べたのは初めての経験であったな。
AZ794便は定刻より三時間遅れで出発。
機内は驚くほど乾燥していた。
私の場合、風邪のひき始めには必ずといっていいほど、鼻の奥が痛む。
鼻の奥が痛み出したら、風邪のシグナルだと思っていい。
飛行機が飛び立って六時間ほど経った頃だろうか、
鼻の奥がチクチクと痛みだした・・・。