■ 整理・その11・PENTAGO

aquio2008-01-16

普段は独り住まいであるため、
時には話し相手もなく無聊を託つことがある。
そんな時には、
馴染みのカフェに本を読みに出かけたりするのだが、
カフェが定休日であったりすると、もういけない。
何をしていいか分からなくなってしまう・・・。
で、近頃は独り遊びのできるゲームに凝っている。
今日は「PENTAGO/ペンタゴ」で遊んでみた。
「PENTAGO」のネーミングは、
五辺形を意味する「PENTAGON」であることは明らか。
「PENTAGO」は、碁石を使って遊ぶ、
いわゆる日本の「五目並べ」の変体形だと思えばいいだろう。
碁石に代わる白と黒のガラス球がそれぞれ十八個ずつ用意されていて、
四分割されたプレートは、夫々がクルクルと三百六十度回転する。
プレートの窪みにガラス球を交互に置いていくのだが、
球を一つ置く度に、任意のプレートを九十度回転させなければならない。
縦横斜め、どちらの方向でも構わないが、
先に球を五つ並べた方が勝ち、というゲーム。
白と黒のガラス球を交互に置いていき、
プレートを九十度回転させると、局面はガラリと表情を変えてしまう。
プレートがクルクル回転するから、二目先の手すら読めない・・・。
白球を打つ側の立場で局面を考え、
球を打ち終わると、任意のプレートを九十度回転させる。
次には、黒球を打つ側の立場に立って局面を考える。
いわゆる「独り碁」をやっているようなもの。
ルールはとても単純だが、
単純なルールであればあるほど、その奥行きには深いものがあり、
ついつい熱中してしまう・・・。
職員ともこの「PENTAGO」で遊んだりするが、
ビギナーの職員にコロリと負けてしまうことも、ある。
攻めることばかりに集中しすぎ、
ついつい守ることを忘れてしまうからなのだが、
その球の動かし方を見ていると、
人夫々の性格が如実に現れるようでいて、これもまた興味が尽きない。