■ ドイツ出張・三日目

aquio2008-02-09

五時に起床。
ミュンヘン中央駅のキオスクで、
プリッツェルとコーヒーの簡単な朝食をすませ、
七時二十分発のICEでニュールンベルクに向かう。
毎年二月、ニュールンベルクでは
「INTERNATIONAL TOY FAIR」が開催される。
世界中のおもちゃのメーカー、
約二千五百社が出店する世界最大のおもちゃメッセ。
二千五百社とはいえ、
興味があるのは、その内の約七十社ほどしかない。
残りは明日、ということにし、
駆け足で約五十社ほどのブースを見て回る。
制作のコンセプトをガラリと変えてしまったメーカーがあれば、
頑なに創業のコンセプトを守り続けているメーカーもある。
出店を止めてしまった会社があれば、新しく出店を果たした会社もある。
旧知の人々と挨拶を交わしたりしているうち、時間は午後五時を過ぎてしまう。
十八時二分発のICEでミュンヘンに向かう。
今夜はミュンヘンのイタリア料理店「VINAIOLA/ヴィネイーオーラ」に予約を入れてある。
昨夜は馬小屋を改築したという、やはりミュンヘンの「BRENNER/ブレンナー」で、
ハフナーさんご夫妻たちと美味しいイタリア料理を楽しんだばかり。
二晩続けてのイタリア料理だったが、
同じイタリア料理とは思えないほど、その味は違って感じられた。
どちらかと言うと、「ヴィネイオーラ」の方が繊細、かな。
ニュールンベルクのメッセを訪れるのは、今回で十四回目を越えただろうか・・・。
毎年同じことの繰り返しを疑わずにきたが、
そろそろ、違った方向からのアプローチを考えなければならない時期にきている。
美味しいイタリア料理を楽しみながら、Gさんらと、その方向と方針を探る。