■ ドイツ出張・四日目

aquio2008-02-10

今朝も午前五時に起床。
歳をとると、どうにも眠りが浅くていけない。
ロビーでH君と待ち合わせていたのだが、
七時を過ぎてもロビーに現れる気配がない。
今日は八時二十分発のICEに乗らなければならない。
どうやら、まだ眠っているようである。
館内の電話を使ってH君をたたき起こす。
先に朝食をとることにし、
レストランで待っていることを告げる。
それにしても、ドイツの朝食は本当に美味しい。
時間をかけてたっぷりと食べているうち、
寝ぼけ眼のH君がレストランに現れる。
八時、ミュンヘン中央駅で、Gさん、Tさんらと待ち合わせ、
ニュールンベルクに向かう。
昨日は回れるだけ回っておいたので、今日の仕事は午前中で終わる。
Gさん、Tさんらとお別れし、
H君とニュールンベルク玩具博物館の見学に出向く。
館長でいらっしゃる「リディア・バイヤー」女史にお会いしたのは今から十三年ほど前のこと。
受付で案内を請うと、女史は四年ほど前に他界されていた・・・。
昨年の十一月には、スイス「ネフ社」の創業社長でいらっしゃった
「クルト・ネフ」氏が他界されたばかり。
志の高かった人々が少しずついなくなっていってしまう・・・。
午後四時、マルクト広場が見下ろせるカフェでGさんらと再度合流し、
美味しいケーキと美味しいコーヒーを楽しむ。
このカフェを訪れるのも十四年ぶりのこと。
おもちゃメッセの期間中、
ニュールンベルクの書店には様々な玩具の専門書が並ぶ。
しかし、今日は日曜日。
書店はどこも休業していた。
また来年も来ることにしよう。
午後七時半、ICEはミュンヘン中央駅に到着。
ホテル近くの「金魚飯店」で中華料理を食べることにし、
ワンタンと海老ギョーザ、肉まんとビールの簡単な食事を終えた後、Gさんとお別れする。