■ ドイツ出張・五日目

aquio2008-02-11

五時少し前に目が覚める。
今朝はSバーンで空港に向かう予定でいたが、
鞄を持ったところ、腕が痺れるほどに重い。
来る時には十二キロほどの重さであった重量が、
ほとんどその二倍ほどに嵩が増えているように感じられる。
機内持ち込み用のリュックサックも、とても重い。
重い荷物をゴロゴロと引っ張るのは疲れる。
で、タクシーで空港に移動することにしたのだが、
この時間帯、空港までの道路はかなり混み合う。
幸い、運転手はミュンヘンの道路事情を熟知しているのだろう、
混んだ道路を巧みに避けながら運転してくれた。
それにしても、荷物の重さが気にかかる。
ルフトハンザの場合、
その無料受託持込荷物の重さは二十キロまでと制限されている。
「①体重が百キロの男が二十キロの荷物を持ち込んだ場合、その総重量は百二十キロになる」
「②私の体重は六十五キロである」
「③荷物の重量を加えても、総重量は八十五キロにしかならない」
「④体重百キロの男に比べ、総重量は三十五キロも軽い」
「⑤荷物が重いからといって、体重の軽い私から超過料金を徴収するのはおかしいではないか」
さて、それを英語でどう表現するか、などと考えているうち、
タクシーは予定どおりの時間に到着する。
運転手に過分のチップを弾む。
鞄の重量は二十五キロを超えていたが、受付嬢は何も言わずに受け付けてくれた。
飛行機が飛び立つ時間まで九十分ほどある。
「DALLMAYR/ダルマイヤー」でコーヒーとチョコレートを買い、
バーゲン・セール中であった「BRIC'S/ブリックス」で機内持ち込み用の鞄を買う。
カーボン素材を使ったとても軽い鞄。
価格は日本で買う場合の三分の一ほどであったな。