■ 雪

aquio2008-02-16

今日から岡山の職場に出勤。
あまりにも雪深い場所に位置しているため、
冬期間は雪の少ない場所に移動することにしているのだが、
それにしても、今日の寒さといったら。
午後六時、仕事を終え、
四十キロほど離れた自宅に向かう。
国道429号線を左折し、
山側に上るに従い、積雪量が増えていく。
雪道の運転に慣れているとはいえ、
私の車では急坂を上れない。
麓の駐車場に車を置き、
妻が運転する小型四輪駆動車で迎えに来てもらう。
いわゆる市町村合併の煽りを受け、
予算が削減されているのか、
村内の除雪は例年のように行き届いていない・・・。
轍が深く残る雪道を、
上下に激しく揺すられながら自宅への急坂を上る。
自宅の周りは六十センチもの雪で覆われていた。
家の中の温度も、外気温とそうは変わりがないように思える。
さっさと二階に上がり、
炬燵に足を突っ込んで暖かいコーヒーをすする。
今から三十三年前、私たち家族は福島県裏磐梯に住んでいた。
当時、冬期間の平均積雪量は約五メートルもあった。
二年後、私たちは長野県の白馬村に引っ越したが、
白馬村の平均積雪量は約三メートル。
五メートルの雪を経験した者にとって、
三メートルの積雪は驚くほど少ないように感じられたものだった。
従って、六十センチの積雪など物の数ではないのだが、
齢を重ねるとともに、この寒さが身体に堪えるようになってきた・・・。
肌着は半袖のティーシャツに限る、と決めていたが、
明日からは長袖の肌着を着ていくことにしよう。