■ 早く・・・

aquio2008-02-23

昨日まで、アパートに妻と母がやって来ていた。
二人とも無類の世話焼きであるのは結構なのだが、
「温かいうちに早くご飯を食べろ」とか、
「湯が温かいうちに早く風呂に入れ」とか、
「いつまでも起きていないで早く寝ろ」とか、
うるさいったらありゃしない。
つらつらおもんみるに、
二人から下される指令には、
「早く」という単語が頻繁に使用されているように思える。
瞬間的な判断が要求されるシーンであるとか、
瞬間的な行動が要求されるシーンにおいて、
動きの鈍さであるとか、
尻の重さにかけては定評のある彼女たちから
「早く!」と責付かれる覚えはまったくないのであるが、
一々そのことに反発し、
一々波風を立てるのも大人気のないことであるからして、
いつもは借りて来た猫のように振舞うことにしている。
昨日の朝、二人は岡山の自宅に戻っていった。
「キャッホー」、なのであるね。
で、昨晩は読みかけの本を読みきってしまうことにした。
馴染みのラーメン屋でコテコテの博多ラーメンを食べた後、
炬燵に足を突っ込み、みかんを食べながら、渋茶をすすりながら本を読む。
午前零時、風呂に入る。
布団に寝転がって本を読んでいるうち、いつの間にか眠ってしまっていた。
今朝は七時に起床。
首筋がすっかり冷えてしまっている。
左肩に鈍い痺れを覚える。
どうやら、風邪をひいてしまったみたい。
昨晩から今朝にかけ、六甲山は相当に冷え込んだようである。
天気予報では、今夜から明朝にかけて雪が降る確立が高い、という。
「冬はつとめて」とは言うものの、
昨日までは暖かかっただけに、今朝の冷え込みには厳しさを覚える・・・。
今日は早く帰り、早く眠ることにしよう。
それにしてもあれだね、
「本も読んだし酒も飲んだ」
「さて、そろそろ寝ようかな」、などと考えている時に、
「早く寝なさい」と命令されるほど、「ムカッ」とくることはないね。
ま、まだまだ私には子どもっぽい部分が残っている、ということなんだろうけどさ・・・。