■ 銭ゲバ

aquio2008-05-04

昨日から身体がだるくて仕方がない。
アパートに帰り、
スーツを脱いでいるあたりから、身体に変調を来す。
とにかくだるい。
それも並のだるさではない。
布団に潜り込んだまでは憶えているが、
そのまま気を失うように眠ってしまった・・・。
今朝は六時半に起床。
歯を磨こうと洗面台の前に立った時、
鏡に映った顔を見て驚いた。
顔の右半分が浮腫んでしまっている。
左の瞼も腫れて垂れ下がっている・・・。
昔、「ジョージ・秋山」の漫画に「銭ゲバ」というのがあったが、
その「銭ゲバ」の主人公にそっくりの顔ではないか。
顔の右半分と左半分が、まったく違う・・・。
どうやら、寝返りを一度も打たなかったようであるな。
寝返りを打たないほど疲れていた、ということなんだろうか。
左目の焦点もぼやけている。
布団の上で身体のコリを解し、熱いコーヒーを沸かして飲む。
徐々に意識はハッキリとしてくるが、顔の腫れはなかなか引いてくれない。
仕方ないから、そのままの顔で出社することにした。
「どうしたんですか?」、と皆が心配してくれる。
今日は子どもたちを相手におもちゃ教室を開かなければならない。
午前十時半、子どもたちがゾロゾロと集まってくる。
「オジサン無理しないでね」、などと優しいことを言ってくれる。
「無理」といえば、
「無理させて・無理をするなと・無理を言い」、という川柳があったな。
午後六時、やっと体調が元に戻る。
顔の腫れも引き、日記を書く気力も出てきた。
今日はレストランを経営する次男のSの誕生日。
今日で三十二歳になるはず。
大きな皿の上に豚の頭を乗せたコックのおもちゃをプレゼントしてやろう。
二十二日の日記に書いた「HAMPELMANN / ハンペルマン」。
今から持っていってやることにする。