■ PIGASUS / ピガサス・その５

「ピガサス」の胴体と駆動部分が出来上がる。
胴体の下塗りも済んだ。
あとは胴体をピンクに塗り、
駆動部分の微調整を終えれば出来上がり。
と、ここまでは上手くいったのだが、
どうにも、「ピガサス」の羽根の動きがぎこちない・・・。
イメージしたとおりに動いてくれない。
歯数十のギアが二枚と歯数二十のギアが二枚、
そして直径四十ミリの三枚のプーリー。
この組み合わせで上手く動くはずだったが、
どうにもプーリーが滑らかに動いてくれない。
マイクロ・スプリングがプーリーの溝を空滑りしてしまう。
仕方がないから、
プーリーを取り外し、
歯数十のギアを二枚、歯数二十のギアを一枚追加することにした。
明日の夜は関西空港近くのホテルに泊まり、
明後日の朝からドイツに出かけなければならない。
残された時間はわずか。
時間はあまり残されていないが、
気になる部分をすべて作り直すことにする。