■ 週末の探検家

aquio2008-07-06

昨日はすさまじいほどに忙しい一日だった。
朝日放送の「週末の探検家」という番組で
取り上げていただいたのはいいのだが、
午前九時五十五分からの番組が終わらないうち、
職場の電話は鳴りっぱなしの状態になってしまった。
テレビの影響力はすごいな、と認識を新たにする。
私のアトリエにも多くの方々がお見えになる。
私のアトリエは一面がガラス張りになっているのだが、
ガラス窓をコツコツと指先でつつきながら、
「おっ、いたいた」、とか、
「ほんまや、テレビと同じ顔やな」、とか囁きあっていらっしゃる。
「おっ、いたいた」って、檻の中の珍獣じゃあるまいしさ・・・。
ま、そんなことは抜きにして、
Yさんには本当に良い番組を作っていただいた、と感謝したい。
今日は友人や知人たちからの電話も相次いだ。
就業中の私用電話には一切出ないようにしているのだが、
携帯電話に繋がらないとなると、
職場に電話をかけてくるから、始末が悪い。
「観たでぇ」、とか、
「お前も白髪が増えて歳とったなぁ」、などという電話がほとんどであったが、
私は彼らに「週末の探検家」のことを告げた憶えはない。
どこでどう知ったのだろうか・・・。
近くのうどん屋に出かけると、
うどん屋の亭主が「テレビ観ましたでぇ」と言う。
茶店に入ると、見ず知らずの女性から、
「今朝のテレビに出てはった人とちゃいますか」、などと声をかけられてしまう。
「面が割れる」とはこのことか・・・。
これでは、ビデオ屋でうっかりエッチ・ビデオを借りることもできない。
今日は昨日ほどではないが、
それでも、アトリエを訪れてくださる人の数は、やはりいつもより多い。
ほとぼりが冷めるまで、しばらくは大人しくしていることにしよう。