■ カレセン

aquio2008-07-12

枯れた男に興味を示す女性ことを「カレセン」と呼ぶらしい。
デブにしか興味を示さない男女のことを「デブ専」と呼ぶが、
ま、それに類似する呼称であるようであるな。
「枯れ専」とでも書くのだろうか。
「カレセン」などという書籍も発行されているらしく、
その書籍によると、
1:路地裏が似合う
2:缶ビールよりも瓶ビールを好む
3:犬よりも猫が好き
4:物知り
5:金や女を深追いしない
6:自分の年齢を受け入れている
7:行きつけの店がある
等々、若い女が魅力を感じる「枯れた男」の条件が列記されている、という。
枯れた男と付き合うことによって、
恋の駆け引きに疲れ果てた女たちは、例え様もない安らぎを感じるらしい・・・。
LOHAS / ロハス」という言葉がある。
アメリカにおいては、「ロハス」関連で年間五兆円もの経済効果があった、という。
ロハス」とはライフ・スタイルの提案ではあるが、
同時に、そのライフ・スタイルを営利目的とする新しいビジネスの用語でもある。
もしかしたら、
この「カレセン」も「ビジネス用語」であるのかもしれない。
「カレセン」にもてようとして、
いろいろなグッズがジジイ達の間で飛ぶように売れるかもしれないな。
ペット・ショップで猫を買うジジイが急増したり、
黒髪をグレーに染める毛染め液が増産されたり、
「カレセン専科」などという本が出版されたりしてさ・・・。
「カレセン」にとって「ロマンス・グレー」は必須アイテムであるらしいから、
「かつら屋」の株価も上昇するかもしれないね。
路地裏を徘徊するジジイも急増するかもしれない。
ま、「カレセンにもてよう」などと考えること自体枯れていない証拠なのであるが、
「チョイ悪オヤジ」という下品な言葉に踊らされたオッサンたちがいたように、
「カレセン」という言葉に踊らされるジジイもまた、多いのだろうなぁ・・・。
恋に疲れ果てた女たちは枯れたジジイに癒しを感じるらしいが、
しかし、枯れたジジイがなんで疲れ果てた女を癒してやらなければならないのか?
そこんところが、どうしても分からない・・・。
先日、「MOKUBA」のKちゃんに、
「Nさん(私のこと)はギラギラした感じがする」、などと言われてしまった。
博多のHさんには、「Nさんは肉食獣のような匂いがする」、と言われたことがある。
私が「カレセン」にもてる日は遠い・・・・。