■ 沸々

aquio2008-07-21

ゴソゴソと作品を作るための木材を探していたら、
「いよいよ明後日はAAAの搬入日ですね!」
「作品はいくつ出品できそうですか?」
「今頃から何を作ろうとしてるんですか?」
「尻に火でもついてんですか?」、と言われてしまう。
何を言ってるんだろうね、こいつは!?
失敬な奴だな!
かちかち山の狸じゃあるまいし、
尻に火などついてたまるものか!
尻に火がついているのではなく、
創作意欲が「沸々」と湧いてきたのであるのである。
言葉の表現には十分に気を使っていただきたいものであるね。
冗談はさて置き、制作に追われているのは事実であり、
なかなかその制作のための時間がとれないのも、これまた事実・・・。
意を決して、というほど大袈裟なものではないが、
とにかく、作りかけの「被着羊皮的狼」を仕上げてしまうことにした。
四枚のラワン・ベニヤの寸法を整え、電動糸鋸機で羊の顔を切る。
自画自賛めくが、なかなかの出来ではないだろうか。
出来上がった羊の面を狼の面に被せてみる。
まるで測ったかのように、二つの面はピタリと合わさる。
ま、ここまでは簡単なのだが、
これから動く仕組みを作らなければならない。
ところが、羊の面が想像していた以上に重い・・・。
さて、困った。
これでは動かない・・・。
別の動く仕組みを考えなければならないではないか。
時間はあまり残されていないが、制作を焦ると陸なことがない。
さてさて、どのように動かしたものか。
ブログなど書いている場合ではないのであるが、明後日までにはきっと何とかなるだろう。
何とかなる、とそう思う根拠はどこにもないのであるが、
今までも何とかしてきたから今回も何とかなるに違いない。
そう言えば、
「何とかなるさで何とかなった例は過去に無い」
「何とかするから何とかなるのだ」、とそう高校時代の恩師に言われたことがあったなぁ・・・。