■ 整理・その41 / ももたろう

aquio2008-08-20

id:emimiさんの八月十九日付の日記に、
飛び出す絵本についての記載があった。
日記のタイトルは「おきゃくさまあそび」。
昭和二十年代に「信宏社」が出版した飛び出す絵本だが、
実は、私もこの「信宏社」が同じ時代に出版した、
「ももたろう」と「きんたろう」を所有している。
この時代の絵本のことであれば、
挿絵画家であり、「昭和ロマン館」の館長でいらっしゃる
「根元圭助」さんにお聞きするのが一番、と判断し、
「昭和ロマン館」のサイトを基点にウロウロと検索するうち、
下記のサイトに遭遇することができた。
http://www.matsuyomi.co.jp/showashi_main_2.html
根本圭助」さんのブログであるが、
ここに「信宏社」のことが「根本」さんの思い出とともに記載されているから、
私のこの日記では詳しく述べない。
「根本」さんはJR常磐線北小金駅の近くにお住まいでいらっしゃる。
五年ほど前、「根本」さんとはある仕事を通じて知り合ったのだが、
偶然にも、私もこの北小金駅の近辺に一ヶ月ほど住んでいたことがあった。
三十五年ほど前のことだが、その頃、北小金の駅前には、
「未亡人キャバレー・◯◯◯◯」という名の怪しげな飲み屋があった。
「昔、駅前にキャバレーありませんでした?」
「未亡人キャバレーって名がついてたね」、などと「根本」さんと盛り上がったことを思い出す。
閑話休題
「信宏社」のことをいろいろと調べていくうち、
子どもの頃に、私もこの「信宏社」が製造したカルタ等で遊んだことを思い出す。
「事件記者カルタ」というのもあったし、
月光仮面カルタ」というのもあったように記憶している。
三年ほど前の日記に、
「私が最初に手にした飛び出す絵本は浦島太郎であった」
「竜宮城に来てみれば絵にも描けない美しさ、ではなかったか?」
「しかし、絵にも描けない竜宮城がなぜ絵に描かれているのか?」
「ひねくれた子どもであった私はそのことを不審に思っていた」、
などと書いた憶えがあるが、
あの「浦島太郎」の飛び出す絵本は、きっとこの「信宏社」が出版したものだったのだろう。