■ 風邪と煙草と風邪薬

aquio2008-11-01

頭がフラフラしている。
洟も止まらない。
午後一時、職員たちに「今日は早退けする」と告げ、
アパートに帰ることにした。
小学校、中学校、高校を皆勤で通した私にとって、
早退けなどは病気への屈服以外のなにものでもないのだが、
今月中に仕上げなければならない仕事がたくさん控えている。
で、大事をとることにした。
帰り際、近くの薬店で風邪薬を購入する。
冷凍庫に放り込んであったご飯を解凍し、
手早く茶粥を作って食べる。
腹が膨れたところで、風邪薬を二錠服用する。
薬などほとんど飲んだことのない私だが、
今日ばかりは自分の身体が自分のものでないような感じがする・・・。
熱を計ってみたら、三十七度を少し超えていた。
サッサと布団に潜りこんで眠ることにした。
午前五時、咽の渇きで眼が覚める。
汗をびっしょりとかいていた。
冷蔵庫からミネラル・ウオーターを取り出して飲んだが、
いくら飲んでも咽の渇きが癒されない。
すっかり眼が覚めてしまった。
煙草に火を点けて吸ってみた。
昨日ほどには不味くない。
昔、あれは「short hope」のコマーシャルだったと思うが、
「今日も元気だ煙草が美味い」、っていうのがあった。
確かに、元気でなければ煙草は不味く感じられるものであるな。
腹も空いている。
シリアルにミルクをかけ、コーヒーを沸かして飲む。
腹が膨れたところで、簡単なストレッチ体操を試みたが、
節々がギシギシと悲鳴を上げている。
どういうワケか、左半身の方に痛みを強く感じる。
熱は平熱に戻っていた。
明日(今日)は平常どおりに出勤することにしよう。